タクシードライバーは、頑張り次第で収入アップを目指せる仕事です。隔日勤務であれば休日も多く、自分の時間を確保しやすいことから、転職先として興味を持つ方もいるでしょう。
一方で、過去に交通違反や事故を起こした経験があると、「違反歴があってもタクシードライバーになれるの?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、違反歴や事故歴があっても、必ずしもタクシードライバーになれないわけではありません。ただし、現在の免許の状態や違反・事故の内容、行政処分の経歴によっては、二種免許の取得や採用に影響します。
この記事では、違反歴がタクシードライバーへの転職に与える影響や、自分の違反歴を確認する方法、応募前に確認しておきたいポイントを解説します。
過去に交通違反や事故を起こしていても、それだけでタクシードライバーになれなくなるわけではありません。現在の免許が有効で、求人の応募条件を満たしていれば、採用を目指せます。
ただし、違反の内容や行政処分の有無によっては、二種免許の取得や乗務に影響します。また、採用基準も会社によって異なります。違反歴がある方は、自分の免許の状態を確認したうえで、応募先の採用担当者に相談しましょう。
交通違反や交通事故には点数が付けられており、原則として過去3年間の累積点数や行政処分の経歴に応じて、免許停止や免許取消しなどの処分が行われます。
過去に行政処分を受けたことがない場合、一般的には累積6〜14点で免許停止、15点以上で免許取消しの対象になります。過去に行政処分を受けたことがある場合は、より少ない点数で処分の対象になることがあります。
免許停止中は運転できず、免許取消しを受けると免許そのものがなくなります。違反歴がある方は、現在の免許の状態や累積点数、行政処分の経歴を確認しておきましょう。
参照元:警視庁|点数制度(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/gyosei15.html)
タクシードライバーとしてお客様を乗せて営業するには、普通二種免許が必要です。違反歴がある方は、現在の免許の状態に加え、二種免許の受験資格を満たしているか確認しましょう。
二種免許の受験資格は、原則として21歳以上で、大型・中型・準中型・普通・大型特殊免許のいずれかを受けていた期間が通算3年以上であることです。一定の教習を修了すれば、19歳以上で、免許を受けていた期間が通算1年以上の方も受験できます。
ただし、免許停止中の期間は、受験資格に必要な運転免許の経歴に算入されません。免許停止を受けた方は、その期間を除いて必要な経歴を満たしているか確認する必要があります。
また、免許取消しを受けた方は、欠格期間中に新たな免許を取得できません。欠格期間が終わったあとも、取消処分者講習など、免許を再取得するために必要な手続きを確認しましょう。
違反歴や行政処分の内容によって確認すべき条件は異なります。自分の受験資格がわからない場合は、運転免許センターや運転免許試験場に相談するのがおすすめです。
参照元:警視庁|受験資格(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/annai/other/tekisei02.html)
過去の違反や事故、行政処分の記録を確認したい場合は、自動車安全運転センターが発行する証明書を利用しましょう。主に、次の3種類があります。
過去の違反や事故の記録を確認したいなら運転記録証明書、現在の累積点数を知りたいなら累積点数等証明書が適しています。二種免許の受験に向けて免許の取得年月日などを確認したい場合は、運転免許経歴証明書も活用できます。
ただし、証明書で確認できる内容や対象期間は種類によって異なります。証明書だけで二種免許の受験資格を判断できない場合は、運転免許センターなどにも確認しましょう。
申請方法や手数料は、自動車安全運転センターの公式サイトで確認できます。記憶があいまいな違反や事故がある方は、応募前に記録を確認しておくと、面接でも正確に説明しやすくなります。
参照元:自動車安全運転センター|運転経歴に係る証明書(https://www.jsdc.or.jp/certificate/tabid/109/Default.aspx)
参照元:自動車安全運転センター|申請方法(https://www.jsdc.or.jp/certificate/tabid/110/Default.aspx)
タクシードライバーは日常的に車を運転する仕事です。入社後に違反や事故を起こし、免許停止などの行政処分を受けると、乗務を続けられなくなる場合があります。
東京23区・武蔵野市・三鷹市で乗務する場合は、東京タクシーセンターへの運転者登録も必要です。登録後に40日以上の免許停止処分や免許取消しを受けると、登録が消除されます。乗務を続けるためには、免許の状態だけでなく、必要な登録要件も満たさなければなりません。
過去に違反歴がある方は、入社後も安全運転を徹底することが大切です。交通ルールを守り、事故を防ぐ意識を持って乗務しましょう。
参照元:東京タクシーセンター|登録手続きについて(https://www.tokyo-tc.or.jp/driver/register/)
面接で違反歴や事故歴について聞かれたら、事実を正直に伝えましょう。違反や事故を隠そうとするのではなく、当時の状況と、その経験から学んだことを説明するのがポイントです。
具体的には、次の3点を整理しておくと、落ち着いて答えられます。
たとえば、一時停止違反をした経験がある場合は、次のように伝えられます。
「過去に一時停止違反をしたことがあります。それ以来、交差点では停止線の手前で確実に停止し、周囲の安全を確認してから進むことを徹底しています。」
事故についても、発生した状況を説明したうえで、その後に改善した運転習慣を伝えましょう。自分の責任を認め、再発防止に取り組んでいる姿勢を示すことが大切です。
違反歴や事故歴を採用時にどう扱うかは、タクシー会社によって異なります。応募条件を満たしているか不安な方は、応募前に採用担当者へ確認しましょう。
問い合わせる際は、次の点を確認しておくと安心です。
違反歴があることを伝えたうえで、応募できるかどうかを確認すれば、入社後のミスマッチも防ぎやすくなります。
過去の違反だけで、タクシードライバーへの転職を諦める必要はありません。まずは自分の免許の状態や受験資格を確認し、応募できる会社を探してみましょう。
引用元:日交練馬HP(https://nikko-nerima.co.jp/)
※参照元:日交練馬公式HP
(https://nikko-nerima-recruit.com/)
| 平均年収 | 平均522万円・最高744万円 |
|---|---|
| 勤務形態 | 隔日勤務制 |
| 定年 | 定年65歳以降嘱託及び定時制 |
引用元:国産自動車交通HP(https://kokusan-j.co.jp/)
| 平均年収 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 勤務形態 | 隔日勤務例・日勤勤務・ 変形労働時間制 |
| 定年 | 定年65歳以降嘱託及び定時制 |
引用元:日生交通(http://www.nissei-kotsu.co.jp/)
| 平均年収 | 公式HPに記載なし |
|---|---|
| 勤務形態 | 隔日勤務制・定時制勤務 |
| 定年 | 定年65歳以降嘱託及び定時制 |
【選定基準】2022年11月1日時点、Google検索「タクシードライバー 練馬区」でヒットした全7ページのうち、練馬区のタクシー会社をすべて調査。全12社のうち、以下の条件で選定
・日交練馬…タクシー保有台数当たりの売上が12社のうち最も高いタクシー会社
・国産自動車交通…12社のうち唯一、日中専門や夜だけ専門の日勤勤務があり、月間8日間の公休があるタクシー会社
・日生交通…定年65歳以降嘱託及び定時制があり、12社のうち唯一「健康優良企業 銀の認定」を取得していて働きやすい環境を整えているタクシー会社