タクシードライバーで稼ぐ方法は？テクニックやポイントまとめ

タクシードライバーで稼ぐには「実車率」と「単価」がポイント

稼げるタクシードライバーになるには、「実車率」と「単価」を意識することが大切です。

まずは、売上アップに重要な乗車回数を増やすことに取り組んでみましょう。お客さんが乗車している時間が増えれば増えるほど、営業にかける時間が少なくなるため、売上アップにつながります。安定した売上を出すための1日の乗車回数の目安としては、40回を目標にすると良いでしょう。

1日の乗車回数40回を達成したら、次に単価を意識します。タクシードライバーにおける単価とは、1回の乗車で支払われる金額のこと。単価を上げることで売上アップを目指せるため、単価の低い初乗り運賃のお客か、または単価の高い長距離走行のお客かどうかを見極めるテクニックが求められます。

稼げるタクシードライバーになるには回転率を上げることも重要なので、すぐに次のお客さんを見つけられるように人通りの多い道や場所を把握しておくことも必要です。

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付け待ち・流し営業それぞれのテクニック

付け待ち営業と流し営業を成功させるにはどういった点に気をつければいいのか、それぞれで押さえておきたいポイントを紹介します。

付け待ち営業のコツ

付け待ち営業の成功のカギを握るのが場所選びです。なぜなら流れが悪いタクシー乗り場を選んでしまうと、何時間も待機することになりかねないからです。そのため、付け待ち営業をするのであれば、基本的には大きな駅やホテル、デパートなどがある人通りの多い場所を選ぶようにしましょう。

こういった場所は人気があるので多くのタクシーが付け待ち営業をしていますが、回転率が良いので流れが悪い乗り場よりも早くお客さんを乗せる順番が回ってきます。

また、付け待ち営業では進行方向も重要です。たとえば通勤時間帯ならビジネス街のある都心方向、帰宅時間なら都心から離れる方向、と時間によって進行方向を見極めながら付け待ち営業を行うようにしましょう。

流し営業のコツ

流し営業では、人通りの多い場所を走ることが一番のポイントです。なぜなら、人が多ければ多いほど、タクシーを探しているお客さんと出会える確率が高くなるからです。

また、流し営業をする際は、その日の天候を把握しておくことも重要になってきます。その理由は雨が降ると傘を持っていない人が駅や施設の軒下などに集まり、タクシーの需要が一時的に高まるからです。そのため、雨の降る日は、人が集まりそうな場所を事前にピックアップしておくようにしましょう。

そのほかにも、スポーツの試合やライブなど大勢の人が集まるイベントもチェックしておくことが大切です。イベントの始まる時間や終わる時間に流し営業をすれば、高確率でタクシーを探しているお客さんに出会えます。

また、電車が止まっている路線の駅付近も流し営業向けの場所のため、日頃から電車情報をリアルタイムで収集するように心がけましょう。

稼ぐためのメンタルも大切

稼ぐドライバーになるには、お客さんがなかなかつかまらなくても諦めないメンタルが大切です。お客さんがいない暇な時間が長くなると、「今日はダメだ」と諦めて、動きが悪い駅やタクシー乗り場で客待ちをするドライバーは少なくありません。

ただ、それだと売上アップにつながらないため、お客さんがいない時間は少し止まって気分転換をしたり、空車のタクシーの後ろを走らないようにタイミングを変えたりなど、戦略的に行動しましょう。あせらず、諦めずに行動することが、稼ぐドライバーになるためのポイントです。