昼日勤の働き方

タクシードライバーの「昼日勤」とは

昼日勤は、会社勤めのサラリーマンと同じように日中働く勤務形態のことを指します。勤務時間は基本的に8時間勤務にプラス1時間の休憩であることがほとんどです。ただし、勤務開始時間が早く、朝7時～8時には出庫するのが一般的となっています。月の勤務日数は22～24日で隔週休2日制が主流です。シフト勤務になるため、公休は必ずしも土日になるとは限りません。

昼間に働けるため女性や高齢者に人気の勤務形態です。しかしながら、24時間営業のタクシー会社としては、効率良くドライバーを回したいという実情があり、昼日勤を導入しているタクシー会社は現在ごく少数に留まっています。

昼日勤のメリット

ワークライフバランスを整えやすい

一般的なサラリーマンと同様、明るい時間帯に働けるのは昼日勤の大きなメリットのひとつです。残業が少ないため、ワークライフバランスを保ちながら働くことができます。特に、家事や育児と両立したい女性にとって、昼日勤は働きやすい勤務形態だと言えるでしょう。

体への負担が少ない

隔日勤務や夜日勤と比べて、昼日勤は生活リズムを維持しやすいため、体への負担が少なく働けるのも魅力です。高齢なタクシードライバーは、昼日勤であれば無理なく勤務することができるでしょう。

昼日勤のデメリット

他の勤務形態と比べて収入が低い

1日の中で一番稼げる時間帯が、夜間から深夜にかけての時間帯です。終電を逃した利用客が集中し、長距離移動になることが多いため、この時間帯は売上を伸ばすことができます。

一方で、昼日勤の時間帯は病院やスーパーへの送迎など近距離での利用客が多いため、隔日勤務や夜日勤と比べて売上が伸ばしづらく、収入が低くなる傾向にあります。昼日勤で安定した収入を得たいのであれば、タクシーを効率良く回して都心に向かう利用客をより多く乗せるなど、営業努力や工夫が必要となるでしょう。

まとめ

昼日勤は、一般的なビジネスアワーの時間帯で働きたい方におすすめの勤務形態です。特に、育児をしながら働きたい女性や体への負担が気がかりな高齢者に向いています。

ただし、他の勤務形態と比べると、タクシードライバーが一番稼げる夜勤務がないため、収入が不安定になる恐れもあります。昼日勤のメリットとデメリット、それぞれを比べた上で、最終的にどの勤務形態で働くかを判断すると良いでしょう。

本メディアでは、練馬区にあるタクシー会社の中からニーズ別におすすめの3社をご紹介。未経験からタクシードライバーを志す方は、ぜひ参考にしてください。

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