女性タクシードライバーの働き方

女性タクシードライバーは危険？

「タクシーは密室だから危険なのでは？」とお考えの方も多いでしょう。しかし、これは女性に限った話ではなく男性に対しても同様なことが言えます。

最近は、ドライブレコーダーで社内の様子が録画されているため、犯罪の抑止力になっているようです。少しでも安全面に配慮して働きたいのであれば、日中のシフトを選んで働くのがおすすめです。

女性タクシードライバーの割合

全国ハイヤータクシー連合会が公表している「女性乗務員採用状況調査結果」の資料によると、令和4年３月末の女性タクシードライバーの人数は9,470人となり、令和3年3月末の女性タクシードライバーの人数9,723人と比べて253人、2.6％減少しました。また、運転者総数に占める女性乗務員の割合は3.9%と、令和3年の3.7%から増加しています。

参照元：全国ハイヤータクシー連合会（http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/toukei_chousa/jyoseijyoumuinr4.pdf）

女性がタクシードライバーとして働くメリット

ライフワークバランスが図りやすい

タクシー会社は24時間営業しているため、シフト勤務による働き方が一般的です。会社によっては、希望シフトで働けるところもあるため、子育てと両立しながら働くママドライバーも増えています。

また、乗客がいなければほぼ定時で上がることができるのも、家庭やプライベートを両立させたい女性にとって魅力と言えるでしょう。

頑張り次第で収入を上げることができる

タクシードライバーの仕事は歩合制がほとんどであるため、努力して売り上げを上げた分、給料に反映させることができます。固定給制である一般企業だと、努力してもすぐに給料を上げることができませんが、タクシードライバーであれば即給料UPが可能です。バリバリ働いて手取り収入を増やしたい女性の方に向いている職業です。

女性がタクシードライバーとして働くデメリット

乗客とのトラブルに遭遇する可能性がある

タクシードライバーは、幅広い層の乗客に対応しなくてはいけません。仮に、夜日勤をするような場合だと、泥酔客の対応をしなくてはいけないケースも出てくるでしょう。そういった乗客の対応に慣れていないと、場合によってはトラブルに巻き込まれる可能性もあります。タクシー会社の研修時に、トラブル時の対処法などについてしっかりと確認しておくようにしましょう。

不規則な生活に慣れないこともある

タクシードライバーには、昼日勤・夜日勤・隔日日勤3つの勤務形態があります。夜日勤や隔日日勤で働くような場合、生活リズムが乱れることで体調を崩すことも無きにしも非ずです。

日中の勤務を希望される方は、応募時にご自身の希望する時間帯で働けるかどうか、確認することをおすすめします。

女性タクシードライバーのお悩みは？

タクシードライバーは「時間の融通が利く」「高収入が狙える」など魅力がある一方で、女性タクシードライバーならではのお悩みもあります。女性ドライバーが増加傾向にありながらも、依然として男性ドライバーが多い業界のため、更衣室やお手洗いが男女別になっていないタクシー会社が少なからずあります。また、運転の技術面など差別的な発言を受けた例も中にはあるようです。

女性ドライバーがタクシー会社を選ぶ際は、積極的に女性の採用を行っている会社を選ぶのがおすすめです。そのような会社は、女性専用の更衣室を用意したり、セクハラ対応マニュアルを整備させたりといった取り組みを行っている可能性が高いです。応募時に、待遇についてもしっかりチェックするようにしましょう。

本メディアでは、練馬区にあるタクシー会社の中からニーズ別におすすめの3社をご紹介。未経験からタクシードライバーを志す方は、ぜひ参考にしてください。

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