タクシードライバーは座りっぱなし？

タクシードライバーは座りっぱなしで
腰痛になりやすい

タクシードライバーは職業柄、運転席に座ったままの姿勢で1日の大半を過ごします。座り姿勢を長時間にわたって続けていると、腰への負担から腰痛になりやすくなってしまうのです。

加えて、日常的に体を動かす機会が少ないことで筋力が衰え、腰痛を悪化させてしまうケースも少なくないようです。タクシードライバーは健康あっての職業。日ごろから、腰痛にならないための対策が必要と言えるでしょう。

タクシードライバーの腰痛予防方法

腰のストレッチ

ここでは、運転席に座ったままできる腰のストレッチをご紹介します。まず始めに、頭の後ろで手を組み、ゆっくりおへそをのぞき込むように背中を前に向かって丸めます。背中や腰が気持ちよく伸びたら、次にゆっくり胸を開くようにして背中を反らせます。

ポイントはイタ気持ちいい程度に無理せず背中や腰を伸ばすことです。乗客のいない時を見計らって、腰のストレッチを取り入れてみて下さい。

腰のツボを刺激

忙しくてストレッチをする余裕のない方には、腰のツボ押しがおすすめ。ここでご紹介するのは「後渓（こうけい）」と呼ばれる腰痛にも効くツボです。ツボの位置は、手のひらの感情線を小指側に向かってなぞった終点にあります。

ツボを刺激するときは、ツボの位置にある骨を下から上に押し上げるようなイメージで圧迫しましょう。5秒ほどぐっと押して離すの繰り返しを、5分位続けるのがおすすめです。

シートクッションを使う

先にご紹介したストレッチやツボ刺激と合わせて取り入れたいのが、シートクッションです。タクシードライバーの中には、腰痛予防のためにシートクッションを使っている方も大勢います。

最近では、ドーナツ型のタイプや低反発タイプのものなど、腰痛予防を目的に作られているクッションが色々とありますので、ご自身のお好みに合わせて取り入れると良いでしょう。

骨盤矯正シート・骨盤ベルトを使う

シートクッションの他にも、骨盤矯正シートや骨盤ベルトを使うのも手です。骨盤矯正シートや骨盤ベルトは、骨盤を正しい位置に戻して座り姿勢を整えてくれるので、座りっぱなしのタクシードライバーに特におすすめ。姿勢を正すだけでなく、荷物運搬時の負荷に配慮した製品も中にはあるようです。

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